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台陽礦株式会社の専用線として敷設された平渓線は、1921年7月に全線が開通しました。その後、1929年に台湾総督府鉄道部の管轄下に入り、同年10月からは旅客営業も行われるようになりましたが、1980年代は炭坑の閉山や過疎化が一気に進み、一時は廃止も検討されることに。しかし台湾内でのレジャーブームの影響もあり、現在では行楽路線として人気を博しています。
平渓線は台北から日帰りで楽しめる魅惑のローカル線です。台北と花蓮・台東を結ぶ東部幹線の侯同駅から菁桐駅までの15.4キロを走ります(分岐駅は三貂嶺駅)。
全列車が日本製の気動車DR1000型で運行されており、多くが八堵か端芳を基点としています。ほぼ全線が基隆河沿いのため、素晴らしい渓谷美を堪能できるだけでなく、シダ植物など亜熱帯特有の植生を見ることもできます。
古くは炭坑の町としてにぎわった候同の駅を見下ろせる高台には、日本統治時代の神社遺跡があります。本殿跡は更地となっていますが、鳥居と石段は残っており、また拝殿跡地には東屋も設けられています。
通称「台湾のナイアガラ」と呼ばれ、落差20メートル、幅40メートルの 迫力満点の滝です。年間を通じて水量が豊富で、整備された散策歩道で は渓谷美を満喫できます。十分駅から徒歩約20分ほどです。
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閉山した新平渓炭坑をそのままテーマパークにした博物館。蓄電池を装備した小さな機関車が数両のトロッコを牽いて走ります。走行距離は約1キロ。乗り物好きにはたまらないアトラクションです。
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線路沿いに雑貨屋や食堂が並び、列車は警笛を鳴らしながらその間をすり抜けるように走ります。台湾では定番の列車撮影スポットとなっており、週末は行楽客でにぎわいますが、平日は至って静かです。
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天燈は熱気球の原理を用いた大型ランタン。願いを託して夜空に飛ばします。平渓は十分ほど観光開発を受けていないため、素朴な雰囲気。毎年旧暦1月15日前後に「平渓國際天燈節」というイベントが催されます。
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平渓線の終着駅である菁桐には木造の駅舎が健在。構内にはホッパーが残っているほか、駅長室内には、日本統治時代の鉄道電話や金庫なども残されています。こちらでは硬券乗車券も購入可能です。
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