天燈の歴史は三国志の時代に遡り、諸葛孔明が発明したとも言われています。当時の言い伝えによると、治安が安定していない時代、山中に身を隠した人々に向けて、盗賊が去ったことを示す合図に使っていたとされています。そこから天燈は平安の象徴となり、願い事を天燈に記して空に飛ばすようになったのだそうです。
天燈は竹を組んで骨組みを作り、そこに薄くて大きな紙を貼っていきます。最後に灯油を浸した紙を重ねて着火します。できれば2人以上で全体を押さえ、ランタン中に熱気が充満するのを待ってから、手を離しましょう。
伝統的には旧暦1月15日の元宵節に天燈を放つ習慣がありましtが、ここ数年は元宵節の前後に「平渓國際天燈節」というイベントが行われています。多くの人々が集まり、無数のランタンを一斉に飛ばします。ゆらゆらと夜空に舞っていく様は一見の価値があります。
なお、普段でも十分や平渓には天燈を扱う店がいくつかあり、作り方から飛ばし方まで親切に教えてくれます。旅の思い出に、自作のランタンを大空に放ってみてはいかがでしょうか。
※天燈節は毎年旧暦1月15日前後に催されます。日程については
こちらから交通部観光局へお問い合わせください。