宜蘭

台湾東部に位置する宜蘭は、河川が縦横に走り、肥沃な土地と水源に恵まれた場所。米どころとしても知られています。国家風景区の東北角や森林公園、蘇澳冷泉など魅力的なスポットがそろっています。

翠峰湖

太平山と大元山の間にあって、標高1900mに位置する湖です。湖面の広さは20haに達し、台湾最大の高山湖です。入山を制限される管制区にあり、湖水は一年を通じて澄み渡り、まったく汚染されていません。とくに、「翠峰朝日」と称される朝の風景は、太平山でも見逃すことのできない美景のひとつです。ここでは、ミカドキジ、サンケイなど国宝級の珍しい鳥類が見られます。
太平山からここまで18kmの路程は、乙種入山証が必要ですから、パスポートを太平山検査哨に提出して手続きをしてください。車両で進入するときには、管制時間にご協力ください。後半の約5kmは砂利道になっていますので、運転に注意。ハイキングコースとしても最適です。
  • 場所:宜蘭県大同郷
  • アクセス:バス(国光客運バス:土・日曜・祝日のみ運行)
    • 行き:宜蘭または羅東で太平山行きのバスに乗る。
      出発時間は宜蘭09:30、羅東09:45、太平山へは約12:20到着。
    • 帰り:太平山で宜蘭または羅東行きバスに乗る。
      出発時間は15:30、羅東に17:30、宜蘭に18:20到着。
  • 翠峰湖"
  • 翠峰湖
  • バードウォッチングも
  • バードウォッチングも

礁渓温泉

宜蘭県はマグマをもった断層地帯の上にあり、その地質の特殊性から各所に温泉が噴き出しています。なかでも、礁渓温泉の名は早くから知られていました。台湾では数少ない平地にある温泉です。風光も明媚で、昔から「蘭陽八景」のひとつに数えられていました。
礁渓温泉の発祥は、礁渓郷徳陽村福崇寺後方に小川があって、温かいお湯が流れていたことから、当地の農民が仕事の帰りに漬かって帰っていたということです。今でもそうした名残の公衆浴場が2ヶ所残っています。礁渓温泉はアルカリ性で、無色透明です。水質に酸化カリウムや硝酸ナトリウム、重炭酸カリウム、ホウ酸など豊富な有機物質や鉱物質を含んでいます。
沐浴後、肌は光沢を発し、まったくべたつきません。温泉の中の温泉といわれる所以です。皮膚病や胃腸病にも効果があり、湯治の客も少なくありません。最近では、礁渓郷農協が温泉野菜、温泉鉱水、温泉養殖など温泉をさまざまな用途に応用しており、農村経済の活性化や観光事業の発展を促進しています。
  • 場所:宜蘭県礁渓郷
  • アクセス:北迴線の鉄道に乗車、礁渓駅下車

宜蘭の美食

温泉野菜
主に空心菜、糸瓜、マコモなどの栽培に温泉を利用しています。温泉の含む鉱物が野菜の成長を助けるのです。温泉野菜として礁渓の特産物になっています。
鴨賞
家鴨の毛と内臓を取り除いたあと、一羽丸ごと塩漬けにし、扁平に引き延ばして、日陰に干します。そして砂糖黍の煙で薫製にしたもので、宜蘭の名産のひとつになっています。
胆肝
新鮮な豚のキモを漢方薬、香料、醤油でつくったタレに浸し、薄く伸ばして天日に干します。約10日間で固くて平べったい宜蘭名物「胆肝」の出来上がりです。
蜜餞
宜蘭は昔から多数の果物を生産しており、それらを加工精製したのが「蜜餞」です。なかでも、金棗が有名です。金棗は金橘ともよばれ、宜蘭では大半が蜜と煮詰めて「蜜餞」になります。甘いもの、少々しょっぱいものといろいろあり、咳止めや、喉の渇きを癒すのに効果があります。
牛舌餅
形状が牛の舌に似ていることからこの名があります。鹿港に比べて宜蘭のは厚さが薄めです。お店によって様々な味わいがあり、おやつに最適。康楽街の「老元香餅行」が発祥のお店といわれています。
羊羹
蘇澳羊羹は冷泉を利用して作られています。健胃整腸の効果があり、普通の羊羹とはちょっと違います。冷やして召し上がればいっそう風味があります。中山路上にはいくつかお店が並んでいますが、なかでも「鳳鳴」がもっとも古く90年以上の歴史があります。
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